2026年ワールドカップで評価を上げたドイツ代表3人&評価を上げきれなかった3人

2026年ワールドカップで、ドイツ代表はラウンド32でパラグアイ代表にPK戦の末に敗れ、大会を去ることになりました。

グループステージではキュラソー代表に7-1で大勝し、コートジボワール代表にも勝利しましたが、エクアドル代表には1-2で敗戦。決勝トーナメント初戦ではパラグアイ代表と120分を戦って1-1で決着がつかず、最後はPK戦で敗れる悔しい結果となりました。

早期敗退という結果だけを見ると、チーム全体としては物足りなさが残ります。それでも、大会を通じて存在感を高めた選手はいました。一方で、期待の高さに対して、十分に評価を上げきれなかった選手もいます。

今回は、2026年ワールドカップのドイツ代表メンバーの中から、評価を上げた選手3人と、評価を上げきれなかった選手3人を紹介します。

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目次

評価を上げた選手

デニズ・ウンダフ

今大会のドイツ代表で評価を上げた選手として、まず名前を挙げたいのがデニズ・ウンダフです。

ウンダフは大会を通じて、限られた出場時間の中でしっかりと結果を残しました。キュラソー戦では1ゴール2アシストを記録し、チームの大勝に貢献。さらにコートジボワール戦では途中出場から2得点を決め、試合の流れを大きく変える存在となりました。

ドイツ代表の攻撃陣には、カイ・ハフェルツ、ジャマル・ムシアラ、フロリアン・ヴィルツ、レロイ・サネなど実績ある選手が揃っています。その中でウンダフは、主役級の扱いではなかったものの、与えられたチャンスで明確な数字を残しました。

パラグアイ戦では先発しましたが、チームを勝利に導くところまでは届きませんでした。それでも、今大会のドイツ代表の中で「出場時間に対する結果」という意味では、かなり評価を高めた選手だったと言えます。

ナサニエル・ブラウン

ナサニエル・ブラウンも、今大会で評価を上げた一人です。

キュラソー戦では1ゴール1アシストを記録し、左サイドから攻撃面で存在感を発揮しました。さらに複数試合で先発起用されており、若手サイドバックとして代表内での立場を強めた大会だったと言えます。

ドイツ代表のサイドバックというポジションは、近年、安定した主力が定まらない時期もありました。その中で、23歳のブラウンがワールドカップ本大会で出場機会を得て、結果まで残したことは大きな材料です。

もちろん、大会全体を通じて完璧だったわけではありません。エクアドル戦ではダヴィド・ラウムが先発しており、ブラウンが完全にレギュラーをつかんだとまでは言い切れません。

それでも、若手選手としてワールドカップで結果を残し、今後の代表でさらに出場機会を増やす可能性を示したという点で、評価を上げた選手に入れていいでしょう。

フェリックス・ヌメチャ

フェリックス・ヌメチャも、今大会で評価を高めた選手です。

開幕戦のキュラソー戦では先制点を決め、チームに勢いを与えました。さらにコートジボワール戦では、ウンダフの得点をアシストするなど、中盤から攻撃に関わる場面も見せています。

ヌメチャは大会を通じて中盤で継続的に起用されており、単なる控えではなく、チームの構成にしっかり組み込まれていた選手でした。得点とアシストの両方で数字を残した点も、評価材料になります。

一方で、パラグアイ戦では前半のみで交代しており、大会終盤まで絶対的な存在だったとは言い切れません。それでも、ワールドカップ本大会で中盤の一角として起用され、結果も残したことは、今後の代表内での序列を考えるうえでプラスに働くはずです。

ドイツ代表の中盤は競争が激しいポジションですが、ヌメチャは今大会で一定の存在感を示しました。

評価を上げきれなかった選手

ジャマル・ムシアラ

ジャマル・ムシアラは、評価を下げたというより、評価を上げきれなかった選手として扱うのが適切です。

ムシアラはドイツ代表の中でも市場価値、期待値ともにトップクラスの選手です。バイエルンでも中心選手として活躍しており、ワールドカップでも攻撃の主役として大きな期待を集めていました。

キュラソー戦では得点を記録しましたが、大会全体を通じて見ると、圧倒的な存在感を示したとは言いにくい内容でした。特にパラグアイ戦では途中出場となり、チームを勝利に導く決定的な仕事を残すところまでは届きませんでした。

もちろん、ムシアラの能力に疑いはありません。ボールを持った時の技術や局面を変える力は、今大会でも随所に見られました。

ただ、期待値が非常に高い選手だからこそ、ワールドカップでは「良いプレー」だけでなく、試合を決めるような結果が求められます。その意味で、今大会はムシアラにとって評価を大きく上げる大会にはできなかったと言えるでしょう。

レロイ・サネ

レロイ・サネも、今大会では評価を上げきれなかった選手の一人です。

サネは大会を通じて先発起用が多く、ドイツ代表の攻撃陣の中心として期待されていました。エクアドル戦では開始早々に先制点を決め、個人として結果を残した場面もあります。

ただ、大会全体を通して見ると、インパクトはやや物足りなかった印象です。ドリブルやスピードで違いを作れる選手でありながら、試合を決定づける場面は多くありませんでした。

サネの場合、出場機会が少なかったわけではありません。むしろ継続して起用されていたからこそ、より多くの得点やアシスト、決定的なプレーが求められていました。

エクアドル戦の得点は評価できますが、ドイツ代表が早期敗退したこともあり、大会後に評価が大きく上がるほどの印象は残せなかったと言えます。

カイ・ハフェルツ

カイ・ハフェルツの扱いは、非常に難しいところです。

大会を通じて3得点を記録しており、数字だけを見れば決して悪い大会ではありません。キュラソー戦では2得点を決め、パラグアイ戦でも同点ゴールを記録しています。攻撃陣の中で結果を残した選手であることは間違いありません。

それでも、評価を上げきれなかった選手として名前を挙げる理由は、パラグアイ戦のPK戦です。ドイツは120分を戦って1-1で引き分けた後、PK戦で敗退しました。その中でハフェルツの失敗は、どうしても敗退の印象と結びついてしまいます。

もちろん、PK失敗だけで大会全体を否定するべきではありません。むしろ通常時間では得点を決めており、チームを救った側面もあります。

ただ、ワールドカップの決勝トーナメントでは、最後の一瞬の印象が選手評価に大きく影響します。3得点という結果を残しながらも、PK戦での失敗によって、評価をさらに高める大会にはしきれなかったと言えるでしょう。

まとめ

2026年ワールドカップのドイツ代表は、ラウンド32でパラグアイ代表に敗れ、悔しい形で大会を終えました。

その中でも、デニズ・ウンダフは限られた出場時間で得点に絡み、ナサニエル・ブラウンは若手サイドバックとして結果を残しました。フェリックス・ヌメチャも中盤で継続的に起用され、得点とアシストで存在感を示しています。

一方で、ジャマル・ムシアラは期待値の高さに対して大会全体の主役にはなりきれず、レロイ・サネも継続起用されながら大きなインパクトを残すところまでは届きませんでした。カイ・ハフェルツは3得点を記録したものの、PK戦での失敗が敗退の印象と結びついてしまいました。

ドイツ代表はタレントの質では十分に上位を狙えるチームでしたが、勝負どころでの決定力や試合運びには課題が残りました。

今大会で評価を上げた選手たちが、次のドイツ代表の中心に食い込んでいくのか。そして、評価を上げきれなかった選手たちがどのように巻き返すのか。早期敗退に終わったからこそ、ワールドカップ後のドイツ代表の変化にも注目したいところです。

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