【最新版|2025/2026シーズン途中】攻撃的ミッドフィルダー市場価値ランキングTOP10|得点も創造も支配も担う男たち

現代サッカーにおいて、攻撃的ミッドフィルダーは「試合を決める存在」へと進化しています。かつてはラストパスを供給する司令塔が主な役割でしたが、現在は得点力、運動量、守備強度、さらにはビッグマッチでの勝負強さまで求められるポジションになりました。

2025/2026シーズン途中時点のデータを見ても、その傾向は明確です。単にアシスト数が多いだけでは評価されません。90分あたりのゴール関与、xG、出場時間の安定性、そしてチーム戦術への適応力など、複数の要素が市場価値に直結しています。

例えば、構造を安定させる万能型、局面を一瞬で打開するドリブラー型、ゴール前に飛び込むスコアラー型など、攻撃的ミッドフィルダーにも明確なタイプ分化が見られます。そして今季は、若手世代の台頭が特に目立つシーズンでもあります。

本記事では、Transfermarktの市場価値を基準に、2025/2026シーズン途中時点の成績を踏まえながら、現在世界で最も価値が高い攻撃的ミッドフィルダーたちをランキング形式で整理していきます。

単なる名前の羅列ではなく、「なぜその価値なのか」という視点で読み解いていきましょう。

目次

【2025/2026シーズン途中|攻撃的ミッドフィールダー市場価値ランキングTOP10】

9位 モーガン・ロジャーズ

市場価値:7000万€(119億円)

モーガン・ロジャーズは、今季のプレミアリーグで確実に評価を高めている攻撃的ミッドフィルダーの一人です。

リーグでは27試合8ゴール5アシストを記録し、全公式戦では46試合10ゴール8アシストと、シーズンを通して安定した数字を積み上げています。90分あたりのゴール数は0.30、アシストは0.19、ゴール関与は0.49と、バランスの取れた攻撃効率を示しています。

ロジャーズの強みは、サイズと推進力を活かした前進力です。中盤でボールを受けてから一気に運ぶ能力があり、相手ライン間に侵入するダイナミックさが特徴です。純粋な司令塔というよりも、ゴールに直結する“パワー型アタッカー”に近い存在です。

また、試合数の多さからも分かる通り、継続的に起用される信頼感があります。市場価値7000万ユーロは、爆発的スター性よりも安定した成長曲線と実績を評価した水準といえるでしょう。

9位 フェルミン・ロペス

市場価値:7000万€(119億円)

フェルミン・ロペスは、今季の数字を見る限り、攻撃効率という点では特に優れたパフォーマンスを見せています。

ラ・リーガでは19試合5ゴール5アシストを記録し、全公式戦では35試合11ゴール12アシストと、得点とアシストの両面で高い水準を維持しています。90分あたりのゴール数とアシスト数はいずれも0.41と非常に高く、ゴール関与は0.82に達しています。これは攻撃的ミッドフィルダーとしてはトップクラスの効率です。

フェルミンの特徴は、積極的なゴール前侵入と運動量です。中盤からの飛び出し、セカンドボールへの反応、フィニッシュ精度など、ボックス内での影響力が大きい選手です。創造型というよりは、スコアリングに近いタイプの攻撃的ミッドフィールダーと言えるでしょう。

22歳という若さでここまでの効率を示していることを考えると、7000万ユーロという市場価値は今後さらに上昇する可能性を秘めています。

8位 マルティン・ウーデゴール

市場価値:7500万€(127億5,000万円)

マルティン・ウーデゴールは、数字よりも“設計力”で評価される攻撃的ミッドフィルダーです。

プレミアリーグでは20試合1ゴール5アシスト、全公式戦では32試合2ゴール13アシストを記録しています。リーグでの90分あたりアシスト数は0.42と極めて高く、創造性の高さがはっきりとデータに表れています。

ゴール数自体は多くありませんが、ウーデゴールの役割はフィニッシャーではなく、攻撃のリズムを作り続けることにあります。前線と中盤をつなぐポジショニング、テンポを変えるワンタッチパス、サイドへの展開力など、チーム全体の攻撃効率を引き上げる存在です。

90分あたりのゴール関与も0.50を記録しており、得点以外の局面で大きな影響を及ぼしています。派手さはありませんが、安定感と継続性という点で非常に高い完成度を誇ります。

市場価値7500万ユーロは、爆発力よりも“持続的創造性”を評価した水準といえるでしょう。

7位 フィル・フォーデン

市場価値:8000万€(136億円)

2025/2026シーズン途中時点のフィル・フォーデンは、やや波のあるシーズンを送りながらも、依然として高い攻撃関与を維持しています。

プレミアリーグでは24試合7ゴール3アシスト、全公式戦では41試合10ゴール7アシストを記録しています。90分あたりのゴール数は0.37、アシストは0.16、ゴール関与は0.52と、リーグ上位水準を保っています。特にxG0.41という数値は、依然として高い得点期待値を背負っていることを示しています。

今季は絶対的エースというよりも、攻撃ユニットの一角として機能している印象です。ボール保持時のターン、狭いスペースでの運び、ミドルレンジからのフィニッシュなど、個人能力は健在ですが、昨季のような“支配的存在感”までは至っていません。

それでも、攻撃的ミッドフィルダーとして安定して二桁得点ペースを維持できる点は高く評価されるべきです。市場価値8000万ユーロは、現時点のパフォーマンスをやや控えめに反映した数字といえるでしょう。

6位 ドミニク・ソボスライ

市場価値:8500万€(144億5,000万円)

ドミニク・ソボスライは、攻撃的ミッドフィルダーでありながら、より総合力の高いタイプとして評価されています。

プレミアリーグでは25試合4ゴール2アシスト、全公式戦では42試合11ゴール11アシストを記録しており、シーズンを通して安定した出場と結果を残しています。特に欧州大会でも得点とアシストを積み重ねており、ビッグマッチでの影響力も無視できません。

90分あたりのゴール関与は0.24と突出した数値ではありませんが、ソボスライの価値は単純な得点関与だけでは測れません。運動量、プレス強度、ロングレンジシュート、セットプレー精度といった多面的な武器を持ち、攻守両面でチームに安定感をもたらします。

攻撃の創造性に特化したタイプというよりは、強度と推進力を備えた“現代型の万能ミッドフィルダー”です。市場価値8500万ユーロという評価は、数字以上にチームバランスへの貢献度を含めた総合評価と考えるべきでしょう。

5位 アルダ・ギュレル

市場価値:9000万€(153億円)

2025/2026シーズン途中時点でのアルダ・ギュレルは、純粋な創造性という観点で攻撃的ミッドフィルダー屈指の存在感を示しています。

ラ・リーガでは25試合3ゴール7アシストを記録し、全公式戦では43試合4ゴール15アシストという数字を残しています。特にアシスト面での貢献が際立っており、リーグでの90分あたりアシスト数は0.39と非常に高い水準にあります。パーセンタイルでも上位帯に位置しており、チャンス創出能力の高さがはっきりと表れています。

ギュレルの特徴は、狭い局面でも視野を確保できる技術と、決定的なラストパスを通すセンスです。ゴール数そのものは爆発的ではありませんが、攻撃の最終局面にボールを届ける役割を担い、チームのフィニッシャーを活かす設計者として機能しています。

20歳という年齢を考えれば、すでにトップクラブでこれだけのアシスト数を積み上げていること自体が高評価に値します。市場価値9000万ユーロは、現在の実績と将来性の両方を反映した数字と言えるでしょう。

4位 フロリアン・ヴィルツ

市場価値:1億1000万€(187億円)

フロリアン・ヴィルツは、数字以上に“攻撃の流れを作る力”で評価されるタイプの攻撃的ミッドフィルダーです。

プレミアリーグでは25試合4ゴール2アシスト、全公式戦では41試合7ゴール8アシストを記録しています。90分あたりではゴール0.19、アシスト0.10と、爆発的な効率ではありませんが、出場時間と試合関与の多さが際立っています。

ヴィルツの強みは、ボールを受けてからの前進力とプレービジョンです。中盤と前線をつなぐ役割を担いながら、細かいタッチで相手のライン間に侵入し、リズムを作り続けます。ゴールやアシストという最終数字に現れにくい“攻撃の設計図”を描くタイプです。

また、ビッグゲームでの落ち着きと判断力は年齢以上の成熟を感じさせます。試合を通じて安定した影響力を発揮できる点は、単発型の選手にはない価値です。

市場価値1億1000万ユーロは、単なる得点力ではなく、攻撃全体の質を底上げできる能力を評価した数字と言えるでしょう。

3位 コール・パーマー

市場価値:1億2000万€(204億円)

2025/2026シーズン途中時点において、コール・パーマーは純粋な“得点関与効率”という点で攻撃的ミッドフィルダー屈指の存在です。

プレミアリーグでは16試合8ゴール1アシスト。全公式戦では20試合9ゴール3アシストを記録しています。90分あたりのゴール数は0.67、ゴール関与は0.75、xGは0.65といずれもリーグ上位パーセンタイルに位置しており、数字のインパクトは非常に強烈です。

特に注目すべきは、チャンスメイク型というより“フィニッシャー型の10番”である点です。ゴール前でのポジショニング、カットインからの左足シュート、ペナルティエリア内での冷静さはトップクラスで、攻撃の最終局面に直接関与する比率が極めて高い選手です。

アシスト数自体は多くありませんが、チーム内で最も得点期待値を背負う存在として機能しており、ゴール関与の質と決定力は市場価値1億2000万ユーロに十分見合っています。今季も“勝敗を直接動かす選手”としての立場を確立しつつあります。

2位 ジャマル・ムシアラ

市場価値:1億3000万€(221億円)

ジャマル・ムシアラは今季、出場試合数こそ限られていますが、それでもなお攻撃的ミッドフィルダーとしての純粋な“破壊力”を証明しています。

ブンデスリーガでは6試合2アシスト、全公式戦では8試合1ゴール2アシスト。出場時間は多くありませんが、90分あたりのアシスト数は0.98、ゴール関与も0.98と非常に高い水準を示しています。サンプルは小さいとはいえ、ピッチに立てば確実に得点局面へ直結するプレーを生み出している点は見逃せません。

ムシアラの最大の武器は、狭いスペースでのボールコントロールと一瞬の加速、そして予測不能な仕掛けです。構造を整えるタイプというよりは、停滞した流れを個人技で打開できる“ゲームチェンジャー”に近い存在です。

ベリンガムが試合全体を安定させる支柱だとすれば、ムシアラは一瞬で局面を変える芸術家と言えるでしょう。年齢は同じく22歳でありながら、より攻撃特化型の性質を持つ点も市場価値を押し上げています。

1億3000万ユーロという評価は、現時点の成績だけでなく、その爆発力と将来性、そしてビッグマッチで違いを生み出せる能力を加味したものと考えるべきでしょう。

1位 ジュード・ベリンガム

市場価値:1億6000万€(272億円)

2025/2026シーズン途中時点においても、ジュード・ベリンガムが攻撃的ミッドフィルダー市場価値トップに立つ理由は明確です。数字だけでは測りきれない“試合支配力”が依然として際立っているからです。

ラ・リーガでは18試合で4ゴール3アシスト。全公式戦では33試合6ゴール5アシストを記録しています。90分あたりのゴール関与は0.49、xGは0.39と、爆発的というよりは安定的な水準ですが、彼の価値は得点数そのものよりもプレーの質にあります。

今季のベリンガムは、より中盤のバランサーとしての役割を強めています。最前線に飛び出すシーンは昨季より減った一方で、ビルドアップの補助、セカンドボールの回収、プレッシングの強度、そして重要局面での的確な判断など、チーム全体を安定させる働きが目立ちます。

アシスト数は突出しているわけではありませんが、攻撃の起点や“アシストの一つ前”のプレーで多くの決定機を生み出しています。22歳という若さでここまで完成度が高く、なおかつ伸びしろも感じさせる存在は希少です。

市場価値1億6000万ユーロという評価は、単なるポテンシャルではなく、すでにビッグクラブの中心として機能している現実を反映したものだと言えるでしょう。

【攻撃的ミッドフィルダー市場価値ランキング まとめ】

2025/2026シーズン途中時点の攻撃的ミッドフィルダー市場価値ランキングを振り返ると、単純な得点数だけでは測れない“総合的影響力”が評価の軸になっていることが分かります。

ジュード・ベリンガムのように試合全体を安定させる支配型、ジャマル・ムシアラのように一瞬で流れを変える打開型、コール・パーマーやフェルミン・ロペスのようにゴール前で結果を出すスコアラー型、そしてウーデゴールやヴィルツのように攻撃の設計を担う創造型。それぞれタイプは異なりますが、共通しているのは「試合の決定局面に関与できる能力」です。

また、ランキング上位に20代前半の選手が多い点も印象的です。若さと完成度を兼ね備えた世代が中心となり、攻撃的ミッドフィルダーというポジションそのものの価値が高まり続けています。

今後シーズンが進むにつれて、ゴール数やアシスト数はさらに変動していくでしょう。しかし市場価値は、瞬間的な数字だけでなく、継続性、ビッグマッチでの信頼感、戦術適応力などを含めた総合評価で決まります。

攻撃的ミッドフィルダーは、もはや“チャンスメイカー”という枠に収まりません。
チームの象徴であり、勝敗を動かす存在です。

シーズン終盤に向けて、この順位がどう変動するのか。
その動向にも引き続き注目していきたいところです。

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