2026/27シーズンのJ1リーグは第13節が終了しました。
今節、首位へ浮上したのはFC東京です。ファジアーノ岡山を4-0で破り、12試合負けなし。仲川輝人とダニ・ゴメスが2得点ずつを挙げ、8試合連続無失点で勝点を30へ伸ばしました。
前節まで首位だったFC町田ゼルビアは、ガンバ大阪と0-0で引き分け。2試合連続ドローとなり、3位へ後退しました。サンフレッチェ広島も水戸ホーリーホックに3-0で勝利しており、首位FC東京を1ポイント差で追っています。
市場価値上位クラブの成績は7勝1分2敗。勝率は70%で、決着した9試合に限れば77.8%に達しました。第12節は4勝4分2敗だったため、今節は市場価値の高さが結果へ表れた試合が大きく増えています。
ただし、その流れを破った2試合は印象的でした。
横浜F・マリノスは、市場価値で645万ユーロ上回る川崎フロンターレを4-2で撃破。東京ヴェルディも403万ユーロ上回るV・ファーレン長崎を2-1で破り、2連勝を飾りました。
どちらも市場価値を覆しただけではありません。横浜FMはシュート数で14対9、東京Vも11対9と相手を上回っています。偶然の一発で勝ったのではなく、内容を伴った市場価値逆転勝利です。
今回も順位を並べるのではなく、第13節の全10試合を一つずつ取り上げます。両クラブの市場価値、スコア、シュート数を確認しながら、数字と実際の結果にどのような関係が見られたのかを振り返ります。
なお、市場価値は第1節からの比較条件を揃えるため、シーズン開幕時点の数値で統一しています。
京都サンガF.C. 2-0 清水エスパルス|ラファエル・エリアスが前半だけで2得点
市場価値:京都 1498万ユーロ(26億9,640万円)-清水 1355万ユーロ(24億3,900万円)
シュート数:京都 8本-清水 3本
市場価値で143万ユーロ上回る京都が、清水を2-0で破りました。
京都は開始9分、ラファエル・エリアスの得点で先制。早い時間に試合の主導権を握りました。
前半終了間際の45+5分には、再びエリアスが得点。前半だけで2ゴールを奪い、京都がリードを広げました。
後半に追加点は生まれませんでしたが、守備では清水のシュートを3本に抑え、そのまま無失点で試合終了。今季初の完封勝利を挙げました。
市場価値では京都が上回り、シュート数も8対3。スコアも2点差となり、戦力評価と試合内容、結果が素直に一致した一戦です。
京都は第11節の鹿島戦、第12節のG大阪戦で、いずれも後半アディショナルタイムに追いついて引き分けています。今節はその粘りを勝点3へつなげ、3試合負けなしとなりました。
一方の清水は、町田に0-5、広島に0-4、今節は京都に0-2。3試合連続無得点で11失点となり、苦しい状況が続いています。
ファジアーノ岡山 0-4 FC東京|仲川とダニ・ゴメスが2得点、FC東京が首位浮上
市場価値:岡山 1048万ユーロ(18億8,640万円)-FC東京 1715万ユーロ(30億8,700万円)
シュート数:岡山 6本-FC東京 15本
市場価値で667万ユーロ上回るFC東京が、岡山に4-0で快勝しました。
FC東京は前節、水戸を6-0で破っています。大量得点の勢いを今節にも持ち込みました。
試合が動いたのは45+4分です。仲川輝人が決め、FC東京が前半終了間際に先制しました。
後半開始直後の47分にも仲川が得点。わずかな時間で2ゴールを奪い、リードを広げます。
63分にはダニ・ゴメスが3点目。さらに90+3分にもダニ・ゴメスが決め、仲川とダニ・ゴメスがともに2得点を記録しました。
シュート数はFC東京が15対6。市場価値でも大きく上回り、攻守ともに岡山を圧倒しました。
FC東京は12試合負けなし。さらに8試合連続無失点となり、勝点を30へ伸ばしました。
前節終了時点では町田と勝点27で並び、得失点差1で2位でした。今節はFC東京が勝利し、町田が引き分けたことで順位が逆転。ついに首位へ浮上しています。
直近2試合で10得点、失点は0。市場価値上位側が、その戦力差を最も明確に結果へ表した試合です。
水戸ホーリーホック 0-3 サンフレッチェ広島|21分の退場後、広島が3得点
市場価値:水戸 1050万ユーロ(18億9,000万円)-広島 2005万ユーロ(36億900万円)
シュート数:水戸 3本-広島 15本
市場価値で955万ユーロ上回る広島が、水戸を3-0で破りました。
両クラブの市場価値差は、今節で2番目に大きい955万ユーロです。その差に加え、試合の早い時間に退場者が出たことで、広島が大きく優位に立ちました。
水戸は21分、真瀬拓海が退場。残り約70分を10人で戦うことになります。
広島はその9分後の30分、鈴木章斗の得点で先制。数的優位をスコアへ結びつけました。
54分には中野就斗が追加点。さらに83分、菅大輝が3点目を挙げ、3-0で試合を終えました。
シュート数は広島が15対3。水戸の攻撃を3本に抑え、無失点で勝利しています。
広島は第11節に長崎へ0-4で敗れましたが、第12節は清水に4-0、今節は水戸に3-0。大敗後の2試合で7得点0失点と、すぐに立て直しました。
勝点は29となり、首位FC東京とは1ポイント差。市場価値と数的優位の両方を生かし、首位争いに踏みとどまる勝利です。
一方の水戸は7連敗。早い時間の退場が大きく響き、19位へ後退しました。
鹿島アントラーズ 4-1 セレッソ大阪|シュート数は互角でも、鹿島が決定力で大差
市場価値:鹿島 2133万ユーロ(38億3,940万円)-C大阪 1350万ユーロ(24億3,000万円)
シュート数:鹿島 13本-C大阪 13本
市場価値で783万ユーロ上回る鹿島が、C大阪を4-1で破りました。
最終スコアは3点差ですが、シュート数は13対13。試合全体の攻撃回数には大きな差がありませんでした。
鹿島は14分、エウベルの得点で先制。さらに22分にもエウベルが決め、8分間でリードを2点へ広げました。
C大阪も25分、パブロ・サバックが1点を返します。しかし鹿島は36分、マテウス・ブエノが3点目を奪い、前半だけで3-1としました。
後半の70分にはチャヴリッチが追加点。鹿島が4-1で試合を決めました。
シュート数は同じ13本。それでも鹿島は4得点、C大阪は1得点でした。市場価値上位側が、シュート数ではなく決定力の差をスコアへ表した試合です。
鹿島は前節、柏に21本のシュートを放ちながら2-3で敗れました。今節はシュート数が互角の中で4得点を奪い、前節とは反対に効率の良さで勝点3を手にしています。
C大阪は前節、千葉を相手に90+6分、90+8分の連続得点で追いつきました。しかし今節は前半だけで3失点。攻撃では鹿島と同じ本数のシュートを放ちながら、守備と決定力の差が大きなスコアへつながりました。
ヴィッセル神戸 3-1 名古屋グランパス|開始2分の失点から3得点で逆転
市場価値:神戸 1675万ユーロ(30億1,500万円)-名古屋 1335万ユーロ(24億300万円)
シュート数:神戸 10本-名古屋 13本
市場価値で340万ユーロ上回る神戸が、名古屋に3-1で勝利しました。
先制したのは名古屋です。開始2分、永井謙佑が決め、アウェイチームが早い時間にリードを奪いました。
神戸は追いかける展開となりましたが、38分に武藤嘉紀が同点ゴール。前半のうちに試合を振り出しへ戻します。
後半開始直後の47分にはエリキが得点。神戸が逆転に成功しました。
さらに90+1分、小松蓮が3点目。試合終了間際にリードを広げ、3-1で勝利しました。
シュート数は名古屋が13対10と上回っています。それでも神戸は10本から3得点を奪い、開始2分の失点後は名古屋の追加点を許しませんでした。
市場価値上位側の勝利ではありますが、内容まで一方的だったわけではありません。名古屋がより多くのシュートを放つ中、神戸が決定力と守備で上回った試合です。
名古屋は第9節から4試合負けなしでしたが、今節は先制点を守れず。神戸は前節の町田戦を0-0で終えた後、今節は3得点で勝点3を手にしました。
柏レイソル 4-0 浦和レッズ|シュート数で下回りながら4得点
市場価値:柏 1785万ユーロ(32億1,300万円)-浦和 1400万ユーロ(25億2,000万円)
シュート数:柏 14本-浦和 17本
市場価値で385万ユーロ上回る柏が、浦和に4-0で快勝しました。
スコアだけを見れば柏の圧勝ですが、シュート数では浦和が17対14と上回っています。
柏は37分、小泉佳穂の得点で先制。1-0で前半を終えると、68分に弓場堅真が追加点を挙げました。
浦和は78分、宮本優太が2枚目の警告を受けて退場。2点を追う状況で、さらに数的不利となりました。
柏は90分に久保藤次郎、90+2分に原田亘が得点。試合終了間際の連続ゴールで、最終的に4点差をつけました。
柏はシュート数で3本下回りながら4得点。守備では浦和の17本を無得点に抑えています。
浦和の退場後に2点を追加したため、数的優位が点差を広げたことは間違いありません。ただし、退場が出た時点ですでに柏が2-0とリードしていました。
市場価値上位側が、決定力と守備で勝利した試合です。
柏は前節、鹿島にシュート数9対21と下回りながら3-2で勝利。今節もシュート数では相手を下回りましたが、4-0で連勝しました。2試合続けて、シュート数以上の得点力を見せています。
横浜F・マリノス 4-2 川崎フロンターレ|市場価値差645万ユーロを覆して神奈川ダービー制覇
市場価値:横浜FM 1410万ユーロ(25億3,800万円)-川崎F 2055万ユーロ(36億9,900万円)
シュート数:横浜FM 14本-川崎F 9本
第13節最大の市場価値逆転勝利です。
市場価値で645万ユーロ下回る横浜FMが、川崎Fを4-2で破りました。
横浜FMは12分、遠野大弥の得点で先制。28分には近藤友喜が追加点を挙げ、リードを2点へ広げました。
川崎Fも33分、フィリップ・ウレモヴィッチが1点を返します。
しかし横浜FMは41分、谷村海那が3点目。前半だけで3得点を奪い、再び2点差としました。
56分にはジェイソン・キニョーネスが追加点。川崎Fも90+3分に大関友翔が得点しましたが、試合の大勢を変えることはできませんでした。
シュート数は横浜FMが14対9。市場価値では大きく下回っていましたが、内容では川崎Fを上回っています。
川崎Fは3連勝中でした。対する横浜FMは、第9節から4試合連続で引き分け。負けてはいないものの、勝ち切れない試合が続いていました。
その横浜FMが神奈川ダービーで前半から3得点を奪い、5試合ぶりの勝利。市場価値差645万ユーロを覆しただけでなく、好調だった川崎Fの連勝も止めました。
市場価値、相手の直近成績、ダービーという舞台。そのすべてを考えても、第13節を象徴する勝利です。
ジェフユナイテッド千葉 3-0 アビスパ福岡|下位直接対決を制し、7試合ぶりの勝利
市場価値:千葉 1405万ユーロ(25億2,900万円)-福岡 1203万ユーロ(21億6,540万円)
シュート数:千葉 15本-福岡 6本
市場価値で202万ユーロ上回る千葉が、福岡を3-0で破りました。
千葉は25分、姫野誠の得点で先制。前節のC大阪戦に続く2試合連続ゴールで、チームにリードをもたらしました。
65分には前貴之が追加点。さらに90+5分、呉屋大翔が3点目を挙げ、試合を決めました。
シュート数は千葉が15対6。市場価値でも上回り、相手に得点を許さず、内容と結果の両方で福岡を圧倒しています。
千葉は第6節以来となる7試合ぶりの勝利。前節はC大阪を相手に2点を先行しながら、後半アディショナルタイムの連続失点で引き分けました。
今節は再び2点を先行した後、終了間際に奪ったのは自分たちの3点目。前節の悔しい終わり方を払拭する完封勝利です。
この勝利で千葉は18位へ浮上。一方、福岡は4連敗となり、最下位へ転落しました。
市場価値上位側が、下位直接対決でその差をしっかり結果へ結びつけた試合です。
V・ファーレン長崎 1-2 東京ヴェルディ|追いつかれた5分後に勝ち越し、東京Vが2連勝
市場価値:長崎 1363万ユーロ(24億5,340万円)-東京V 960万ユーロ(17億2,800万円)
シュート数:長崎 9本-東京V 11本
市場価値で403万ユーロ下回る東京Vが、長崎を2-1で破りました。
前半は長いアディショナルタイムとなり、45+12分に染野唯月が先制。東京Vが1点をリードして折り返しました。
長崎も76分、チアゴ・サンタナが同点ゴール。試合を振り出しへ戻します。
しかし東京Vは、そのわずか5分後の81分に一美和成が得点。再びリードを奪い、そのまま逃げ切りました。
シュート数は東京Vが11対9。市場価値では長崎が上回っていましたが、内容面では東京Vが相手より多くのシュートを放っています。
東京Vは前節、福岡を3-1で破って今季初勝利。今節も市場価値上位の長崎を破り、2連勝となりました。
しかも、2試合とも市場価値を覆した勝利です。
- 第12節:福岡より243万ユーロ下、シュート11対5、3-1
- 第13節:長崎より403万ユーロ下、シュート11対9、2-1
どちらも相手より多くのシュートを放ち、内容を伴って勝点3を手にしています。
開幕11試合未勝利だった東京Vが、そこから2連勝。勝点を11へ伸ばし、17位へ浮上しました。降格圏を脱出する、大きな勝利です。
FC町田ゼルビア 0-0 ガンバ大阪|町田は2試合連続ドローで首位から後退
市場価値:町田 1840万ユーロ(33億1,200万円)-G大阪 1535万ユーロ(27億6,300万円)
シュート数:町田 11本-G大阪 15本
市場価値で305万ユーロ上回る町田が、G大阪と0-0で引き分けました。
市場価値では町田が上回っていますが、シュート数はG大阪が15対11。アウェイチームがより多くのシュートを放ちました。
両クラブとも最後まで得点を奪えず、今節唯一の引き分け。双方が無失点で勝点1ずつを獲得しました。
町田は第11節に清水を5-0で破って首位へ浮上しましたが、第12節は神戸と0-0。今節もスコアレスドローとなりました。
2試合連続無失点ではあるものの、得点も0。2試合で勝点2にとどまり、その間にFC東京と広島が連勝しました。
FC東京は勝点30、広島は29。町田は28となり、首位から3位へ後退しています。
G大阪は市場価値で下回りながら、シュート数では上回り、アウェイで勝点1を獲得しました。市場価値上位側が勝てなかっただけでなく、下位側が内容面でも互角以上に戦った試合です。
第13節で唯一、市場価値上位側にも下位側にも勝利がつかなかった一戦となりました。
J1第13節は市場価値どおりだったのか
第13節の市場価値上位クラブは7勝1分2敗。勝率は70%でした。
第12節は4勝4分2敗で、上位側の勝率は40%。今節は引き分けが1試合だけとなり、市場価値上位側の勝利が3試合増えました。
決着した9試合に限れば、上位側は7勝2敗。勝率は77.8%に達しています。
市場価値上位側が勝利したのは、京都、FC東京、広島、鹿島、神戸、柏、千葉の7クラブです。
そのうち京都、FC東京、広島、千葉は、シュート数でも相手を上回って勝利しました。
一方、鹿島はC大阪とシュート数13対13、神戸は名古屋に10対13、柏は浦和に14対17。それでも市場価値上位側が、決定力と守備の差によって勝点3を手にしています。
市場価値下位側が勝ったのは、横浜FMと東京Vでした。
- 横浜FM:市場価値645万ユーロ下、シュート14対9、川崎Fに4-2
- 東京V:市場価値403万ユーロ下、シュート11対9、長崎に2-1
今節の2試合は、どちらも内容を伴った市場価値逆転勝利です。
横浜FMは川崎Fより645万ユーロ低い評価でしたが、シュート数で5本上回り、前半だけで3得点。最終的に4-2で神奈川ダービーを制しました。
東京Vも長崎より403万ユーロ下回りながら、シュート数では11対9。一度追いつかれた後、5分で勝ち越しています。
第12節の柏は、鹿島の21本に対して9本のシュートで3-2と勝利しました。市場価値とシュート数の両方で下回りながら、決定力で覆した試合です。
それに対し、第13節の横浜FMと東京Vは、市場価値では下回っていても、試合内容では相手を上回りました。同じ市場価値逆転勝利でも、その中身は異なります。
今節は、大きな市場価値差を持つ上位側が順当に勝った試合も多くありました。
- 広島:955万ユーロ上、水戸に3-0
- 鹿島:783万ユーロ上、C大阪に4-1
- FC東京:667万ユーロ上、岡山に4-0
- 柏:385万ユーロ上、浦和に4-0
- 神戸:340万ユーロ上、名古屋に3-1
- 千葉:202万ユーロ上、福岡に3-0
- 京都:143万ユーロ上、清水に2-0
7勝はすべて2点差以上。市場価値上位側は、勝っただけでなくスコアでも明確な差をつけています。
ただし、シュート数とスコアが一致しない試合もありました。
柏は浦和より3本少ない14本で4得点。神戸も名古屋より3本少ない10本で3得点を奪いました。
鹿島とC大阪は、どちらも13本。それでもスコアは4-1です。
市場価値の高さは選手の質や決定力にも関係します。同じ本数、あるいは少ないシュート数でも、得点へ変える力と相手の攻撃を失点にしない力が結果の差となりました。
総得点は34で、1試合平均3.4得点。第12節の33得点を上回りました。
4得点を記録したのはFC東京、鹿島、柏、横浜FMの4クラブ。3得点の広島、神戸、千葉を加えると、7クラブが3得点以上を挙げています。
一方で、無失点に終えたのは7クラブです。
- 京都
- FC東京
- 広島
- 柏
- 千葉
- 町田
- G大阪
町田対G大阪は双方が無失点だったため、無失点試合は6試合となります。
80分以降には8得点が生まれました。
- 東京V・一美和成:81分
- 広島・菅大輝:83分
- 柏・久保藤次郎:90分
- 神戸・小松蓮:90+1分
- 柏・原田亘:90+2分
- FC東京・ダニ・ゴメス:90+3分
- 川崎F・大関友翔:90+3分
- 千葉・呉屋大翔:90+5分
東京Vの81分弾は決勝点。ほかの7得点は、すでにリードしていた側が差を広げる得点、または敗れている側が1点を返す得点でした。
終盤の得点で勝点の配分が変わる試合は少なかった一方、柏や千葉は試合終了間際の得点によって大差をつけています。
退場者は2人でした。
- 水戸・真瀬拓海:21分
- 浦和・宮本優太:78分、警告2枚
水戸は退場後に3失点。浦和も退場後に2点を追加されました。
ただし、浦和の退場時点ではすでに柏が2-0とリードしています。退場が勝敗そのものを決めたというより、終盤に点差を広げる要因となりました。
順位表の上位は、次のように変わっています。
- 1位:FC東京 勝点30、得失点差+23
- 2位:広島 勝点29、得失点差+22
- 3位:町田 勝点28、得失点差+20
- 4位:柏 勝点28、得失点差+10
FC東京は12試合負けなし、8試合連続無失点で首位へ浮上。広島も2試合連続の完封勝利で、その背中を1ポイント差で追っています。
町田は2試合連続のスコアレスドローで3位へ後退。柏は鹿島、浦和に連勝し、町田と同じ勝点28まで伸ばしました。
下位では、東京Vと千葉が大きな勝点3を手にしています。
- 17位:東京V 勝点11
- 18位:千葉 勝点10
- 19位:水戸 勝点9
- 20位:福岡 勝点7
東京Vは開幕11試合未勝利から2連勝。千葉も7試合ぶりの勝利で18位へ浮上しました。
一方、水戸は7連敗で19位へ後退。福岡は4連敗となり、最下位へ転落しています。
第13節は、市場価値上位側が7勝した順当な一節です。しかも7勝はすべて2点差以上となり、戦力評価の差がスコアへはっきり表れました。
その中で生まれた二つの例外が、横浜FMと東京Vです。
横浜FMは市場価値差645万ユーロを覆して神奈川ダービーを制し、東京Vは403万ユーロ差を覆して2連勝。どちらも相手より多くのシュートを放ち、内容でも上回りました。
そして首位へ立ったのはFC東京。直近2試合で10得点、8試合連続無失点という攻守の安定によって、ついに順位表の一番上へ到達しています。
市場価値上位側の順当な勝利、内容を伴った二つの番狂わせ、そして首位交代。第13節は、市場価値と実際の試合内容を比較する面白さが、はっきり表れた一節となりました。

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