試合概要
前節のレアル・マドリード戦では、途中出場からアシストを記録し、攻守に渡って強烈なインパクトを残した久保建英選手。その勢いを持って臨んだ今節・ラス・パルマス戦でも、再び途中出場から試合を活性化させました。
ゴールネットを揺らす場面もありましたが、VAR判定により惜しくも取り消されるという悔しい結果に。それでも、79分の惜しいミドルシュートや攻撃の推進力は見事で、調子の良さは確実に継続されています。試合は3-1でレアル・ソシエダが勝利しています。
試合の流れ
序盤からソシエダが主導権を握りました。5分、オヤルサバルがこぼれ球を押し込み、幸先よく先制。56分にはセルヒオ・ゴメスが見事なトラップからシュートを決め、2点目を加えます。
60分にラス・パルマスのマクバーニーに1点を返されるも、68分にはジョン・アランブルが左ポスト際に冷静に流し込み、再び突き放します。
63分には久保選手がピッチに登場。途中出場ながらアグレッシブなプレーで攻撃を活性化させ、79分には強烈なシュートでゴールを脅かし、88分には一度ゴールネットを揺らしましたが、VARによりオフサイド判定となり得点とはなりませんでした。
久保建英:得点には届かずも、“流れを変える力”は健在
63分にピッチに入った久保選手は、持ち味であるドリブルとボールキープを駆使し、チャンスメイクを続けました。79分には左足から放たれたシュートがポストをかすめるように外れ、88分には決定機を自ら仕留めたものの、VARによってゴールは取り消しに。
それでも、こうした攻撃姿勢とゴールに迫る力は評価すべきポイントであり、前節のアシストに続き、今回も「結果にならないが内容がある」プレーを見せました。
試合のカギとなった場面
試合の流れを大きく左右したのは、セルヒオ・ゴメスの2点目とアランブルの追加点です。これにより試合を優位に進めたソシエダは、終盤の失点リスクを最小限に抑えることができました。
また、久保選手のような途中出場選手がしっかりと試合に入り、攻守で貢献できたこともチーム全体の安定感に繋がっています。
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注目選手
- ミケル・オヤルサバル
開始5分の先制点でチームに勢いをもたらしました。 - セルヒオ・ゴメス
トラップからのシュートまでの流れが非常にスムーズで、技術の高さが光る一撃でした。 - 久保建英
ゴール未遂に終わりましたが、持ち前の突破力とポジショニングで随所に存在感を示しました。2試合連続の得点関与はならずとも、継続して攻撃に厚みをもたらしています。
試合結果の振り返りと今後の展望
前節の惜敗を払拭するような、内容・結果ともに充実した勝利となりました。主力選手の得点に加え、途中出場組の質の高さがこの勝利を支えたと言えるでしょう。
久保選手にとっても、2戦連続でゴールに迫るプレーを見せたことはポジティブな要素です。今後はこうした内容が得点やアシストにしっかりとつながっていくかに注目が集まります。
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