試合の概要と久保建英の存在感
2025年5月10日に行われたラ・リーガ第35節。アトレティコ・マドリードの本拠地ワンダ・メトロポリターノで行われた一戦は、開始30分で3点を奪われたレアル・ソシエダが立ち直れず、最終スコアは4-0と完敗を喫しました。
そんな厳しい展開の中、前半で交代となった久保建英選手は、わずか45分間の出場ながら攻撃面で爪痕を残すプレーを随所に見せました。
プレーハイライトと評価スタッツ
久保選手は右サイドを起点に多くのクロスや仕掛けを試み、チャンス創出に努めました。前半終了間際には、コーナーキックの流れからズビメンディの決定機をアシスト寸前のクロスで演出しました。
主なスタッツ（45分間）：
・Sofascore評価：7.0
・パス成功率：71%（15/21）
・キーパス：1
・クロス数：7（成功1）
・ロングボール：3（成功2）
・ドリブル成功数：3/3
・地上戦勝率：5/6
・空中戦勝率：1/1
・被ファウル：1
・ボールロスト：14回
決定機に直接絡む場面もあり、わずか45分間でxA（アシスト期待値）0.28を記録するなど、攻撃面ではしっかりと存在感を示していました。
データから見る久保選手の貢献
この試合、久保選手がチームの中で最もドリブル成功数が多く、クロスの本数も7本と非常に積極的でした。
また、攻撃の起点となる場面も多く、ズビメンディへの決定機演出を含め、アトレティコの守備陣にとっても脅威となっていました。
一方で、前半での交代はチームの戦術的な修正によるもので、久保選手個人のパフォーマンスが悪かったわけではありません。むしろ、彼が攻撃面で残したデータはチーム内でも高水準でした。
DAZNで振り返ろう – 久保の奮闘を見逃すな！
この試合はDAZNにて見逃し配信中です。前半だけで「らしさ」を見せた久保建英選手のプレーは、数字以上に価値があります。
チームが苦しむ中でも、果敢に仕掛ける姿勢を貫いた彼の姿を、ぜひご自身の目でご覧ください。
次節の展望
次節、レアル・ソシエダはホームでセルタとの対戦を予定しています。
今節の大敗を受け、守備の立て直しと攻撃の再構築が急務となる中、久保選手の再スタメン復帰と結果を残す活躍が期待されます。
落ち込みからの立て直しが試されるシーズン終盤戦、久保建英の「勝負強さ」に注目が集まります。
コメント