【最新版|2026/27シーズン開幕時】ゴールキーパー市場価値ランキングTOP10|新世代GKが勢力図を塗り替える

ヨーロッパ主要リーグの移籍期間が終了し、2026/27シーズンの戦力も固まりました。

今回は、Transfermarktの市場価値をもとに、世界のゴールキーパー市場価値ランキングTOP10を紹介します。

前年開幕時と比べて顔ぶれは大きく変化しました。各国リーグで結果を残した若手GKが評価を伸ばす一方、実績豊富な守護神が高額評価を維持しています。

市場価値は選手の実力だけで決まるものではありません。年齢や将来性、契約期間、所属クラブでの立場、移籍市場における需要なども反映されています。

なお、同額の選手が複数いるため、今回は合計12人の掲載です。円換算は1€=180円で計算しています。

また、前年開幕時は1€=170円、今回は1€=180円で換算しています。円換算額の変化には市場価値の上昇だけでなく、為替レートの違いも含まれるため、比較ではユーロ建ての評価額を中心に見ていきます。

目次

ゴールキーパー市場価値ランキングTOP10

8位タイ:ロビン・リセール

市場価値:3000万€(約54億円)

所属:RCランス
国籍:フランス
年齢:21歳

今回のランキングで最年少となったのが、RCランスのロビン・リセールです。

2025年夏にストラスブールから約300万€で加入。当時はリーグ・アンでの出場経験がありませんでしたが、加入初年度から正守護神の座をつかみました。

2025/26シーズンはリーグ戦33試合で11クリーンシートを記録。ランスのリーグ2位とクープ・ドゥ・フランス優勝に貢献し、UNFPのリーグ・アン最優秀ゴールキーパーにも選ばれました。

約300万€で獲得された選手が、わずか1シーズンで市場価値3000万€に到達しています。今回のランキングを象徴する急成長株といえるでしょう。

8位タイ:マルコ・カルネセッキ

市場価値:3000万€(約54億円)

所属:アタランタBC
国籍:イタリア
年齢:26歳

アタランタのゴールを守るマルコ・カルネセッキが、3000万€で8位タイに入りました。

2025/26シーズンはセリエAで37試合に出場し、13クリーンシートを記録。114セーブ、PKストップ2回、セーブ率78.1%と安定した成績を残しました。

全公式戦では18クリーンシートを記録し、アタランタのクラブ年間最優秀選手にも選出されています。

イタリアには優秀なGKが多く、代表での立場を確立するのは簡単ではありません。それでも、26歳という年齢と継続的なパフォーマンスを考えれば、今後さらに評価を伸ばす可能性があります。

8位タイ:鈴木彩艶

市場価値:3000万€(約54億円)

所属:アストン・ヴィラFC
国籍:日本
年齢:24歳

日本代表の鈴木彩艶が、世界のゴールキーパー市場価値ランキングに登場しました。

2025/26シーズンはパルマで全公式戦22試合に出場し、6クリーンシートを記録。負傷による離脱はありましたが、セリエAでの評価をさらに高めました。

2026年夏にはアストン・ヴィラへ完全移籍。エミリアーノ・マルティネスがチェルシーへ移籍したことで、新たな正守護神として期待されています。

身体能力の高さに加え、ハイボールへの対応やロングフィードも持ち味です。プレミアリーグで正GKの座を確立できれば、市場価値がさらに上昇しても不思議ではありません。

今回のランキングで唯一の日本人であり、今後の推移が特に楽しみな選手です。

8位タイ:マトヴェイ・サフォノフ

市場価値:3000万€(約54億円)

所属:パリ・サンジェルマンFC
国籍:ロシア
年齢:27歳

パリ・サンジェルマンのマトヴェイ・サフォノフも、3000万€で8位タイに入りました。

2025/26シーズンはリーグ・アンで15試合に出場し、8クリーンシート。全公式戦では26試合に出場して12クリーンシートを記録しました。

特に印象的だったのが、フラメンゴとのインターコンチネンタルカップ決勝です。PK戦で4本をストップし、左手を骨折しながらPSGを優勝へ導きました。

ドンナルンマの退団後、PSGのゴールキーパー争いで存在感を高めています。絶対的な正GKとして定着できるかが、今後の市場価値を左右しそうです。

8位タイ:ダビド・ラヤ

市場価値:3000万€(約54億円)

所属:アーセナルFC
国籍:スペイン
年齢:31歳

前年開幕時に4000万€で1位だったダビド・ラヤは、1000万€下落して8位タイとなりました。

しかし、2025/26シーズンのパフォーマンスが低かったわけではありません。

プレミアリーグでは37試合に出場して19クリーンシートを記録。3シーズン連続となるゴールデングローブを獲得し、アーセナルのリーグ優勝に大きく貢献しました。

チャンピオンズリーグでも9クリーンシートを記録し、大会ベストイレブンに選ばれています。

今回の下落は実力よりも、31歳という年齢が市場価値に反映された結果と考えられます。ランキング内で唯一の30代でありながら3000万€を維持している点は、むしろ現在の評価の高さを示しています。

6位タイ:センネ・ラメンス

市場価値:3500万€(約63億円)

所属:マンチェスター・ユナイテッドFC
国籍:ベルギー
年齢:24歳

マンチェスター・ユナイテッドのセンネ・ラメンスが、3500万€で6位タイに入りました。

2025年夏にロイヤル・アントワープから約1810万ポンド+ボーナスで加入。当初は控えからのスタートでしたが、シーズン途中から正GKの座をつかみました。

2025/26シーズンはプレミアリーグで32試合に出場し、8クリーンシートを記録しています。

マンチェスター・ユナイテッドのゴールキーパーには常に大きなプレッシャーがかかります。その環境で安定感を示したことが、市場価値3500万€という評価につながりました。

24歳とGKとしては若く、クラブの再建が進めば評価額がもう一段上昇する可能性があります。

6位タイ:ミレ・スヴィラル

市場価値:3500万€(約63億円)

所属:ASローマ
国籍:セルビア
年齢:27歳

ASローマのミレ・スヴィラルが、前年開幕時の圏外から6位タイまで上昇しました。

ベルギー生まれですが、代表ではセルビアを選択しています。

2025/26シーズンはセリエA全38試合に出場し、18クリーンシートを記録。セーブ率78.8%はリーグ最高でした。

安定したパフォーマンスでローマのチャンピオンズリーグ復帰に貢献し、2年連続でセリエA最優秀ゴールキーパーに選ばれています。

数字と実績の両方を備えており、現在のヨーロッパで最も安定しているGKの一人です。3500万€という評価額は、今季の活躍次第ではさらに伸びる可能性があります。

3位タイ:バルト・フェルブルッヘン

所属:ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC
国籍:オランダ
年齢:24歳

市場価値:4000万€(約72億円)

前年開幕時から大きく評価を伸ばしたのが、ブライトンのバルト・フェルブルッヘンです。

市場価値は3000万€から4000万€へ1000万€上昇。順位も6位タイから3位タイへ浮上しました。

2025/26シーズンはプレミアリーグ全38試合に出場し、10クリーンシートを記録。ブライトンのリーグ戦総失点を46に抑えました。

セービングだけでなく、足元の技術とビルドアップ能力も高く評価されています。プレミアリーグのGKで最多となるパス成功数を記録しており、現代型GKとしての完成度を高めました。

24歳という年齢を考えれば、将来的に世界最高額のGKとなる可能性も十分にあります。

3位タイ:ディオゴ・コスタ

市場価値:4000万€(約72億円)

所属:FCポルト
国籍:ポルトガル
年齢:26歳

ディオゴ・コスタは、前年開幕時と同じ4000万€を維持しました。

順位は1位タイから3位タイへ下がりましたが、本人の評価額が下落したわけではありません。上位2人が4500万€へ上昇したことによる相対的な順位変動です。

2025/26シーズンはポルトガルリーグで21クリーンシートを記録。シーズン21試合無失点はリーグ記録とされています。

PKストップにも定評があり、ポルトガル代表でも正GKを務めています。2025年12月にはポルトとの契約を2030年まで延長しました。

実績、年齢、契約期間のすべてが揃っており、4000万€という高額評価を安定して維持しています。

3位タイ:グレゴール・コベル

市場価値:4000万€(約72億円)

所属:ボルシア・ドルトムント
国籍:スイス
年齢:28歳

ボルシア・ドルトムントのグレゴール・コベルも、前年開幕時から4000万€を維持しました。

2025/26シーズンはブンデスリーガ34試合で15クリーンシートを記録。ドルトムントのGKとして、リーグ戦でシーズン15クリーンシートを達成した初めての選手となりました。

チームも34失点でリーグ最少失点を記録し、ブンデスリーガ2位でシーズンを終えています。

順位は共同1位から3位タイとなりましたが、ディオゴ・コスタと同様に評価額は変わっていません。28歳とGKとして脂の乗った時期にあり、即戦力としての完成度では上位2人にも劣らない存在です。

1位タイ:ジョアン・ガルシア

市場価値:4500万€(約81億円)

所属:FCバルセロナ
国籍:スペイン
年齢:25歳

前年開幕時のランキング圏外から、一気に世界最高額のGKとなったのがジョアン・ガルシアです。

2025年夏にエスパニョールからバルセロナへ移籍。バルセロナは2500万€の契約解除金を支払い、将来の正守護神候補として獲得しました。

加入初年度の2025/26シーズンは、ラ・リーガ30試合で15クリーンシートを記録。出場試合の半数を無失点に抑え、バルセロナでも正GKとしての地位を確立しました。

エスパニョール時代には多くのシュートを浴びる環境でセービング能力を証明し、バルセロナでは高い最終ラインの背後を守る対応力やビルドアップ能力も示しています。

25歳という年齢とバルセロナでの立場を考えると、市場価値4500万€は現在の活躍と将来性の両方を反映した評価といえるでしょう。

1位タイ:ジャンルイジ・ドンナルンマ

市場価値:4500万€(約81億円)

所属:マンチェスター・シティFC
国籍:イタリア
年齢:27歳

ジャンルイジ・ドンナルンマが、ジョアン・ガルシアと並んで1位となりました。

前年開幕時も4000万€で共同1位でしたが、今回はさらに500万€上昇。4500万€で世界最高額のGKとなっています。

2025年9月にパリ・サンジェルマンからマンチェスター・シティへ移籍。プレミアリーグ初年度は34試合に出場し、15クリーンシートを記録しました。

16歳でセリエAデビューを果たしてから、イタリア代表やPSGで数多くの大舞台を経験しています。それでいて、2026年9月時点でまだ27歳です。

将来性を評価されるジョアン・ガルシアに対し、ドンナルンマは若さを残しながら圧倒的な実績を備えています。異なる評価軸を持つ2人が同額で並んだ、興味深い共同1位となりました。

前年開幕時との比較

選手前年開幕時今回評価額の変化
ジョアン・ガルシア圏外1位・4500万€―
ジャンルイジ・ドンナルンマ1位・4000万€1位・4500万€+500万€
バルト・フェルブルッヘン6位・3000万€3位・4000万€+1000万€
ディオゴ・コスタ1位・4000万€3位・4000万€変動なし
グレゴール・コベル1位・4000万€3位・4000万€変動なし
センネ・ラメンス圏外6位・3500万€―
ミレ・スヴィラル圏外6位・3500万€―
ロビン・リッサー圏外8位・3000万€―
マルコ・カルネセッキ圏外8位・3000万€―
鈴木彩艶圏外8位・3000万€―
マトヴェイ・サフォノフ圏外8位・3000万€―
ダビド・ラヤ1位・4000万€8位・3000万€-1000万€

前年開幕時のランキングから残ったのは、ドンナルンマ、フェルブルッヘン、ディオゴ・コスタ、コベル、ラヤの5人です。

一方、今回のランキングには7人が新たに登場しました。単純な入れ替わりではなく、ゴールキーパー市場全体で世代交代が進んでいることが分かります。

まとめ

2026/27シーズン開幕時のゴールキーパー市場価値ランキングは、前年開幕時から大きく顔ぶれが変わりました。

最大の変化は、ジョアン・ガルシアが圏外から4500万€で共同1位まで上昇したことです。ドンナルンマも4000万€から4500万€へ評価を伸ばし、世界最高額の座を維持しました。

フェルブルッヘンは1000万€上昇して3位タイへ浮上。リッサー、ラメンス、鈴木彩艶といった若手GKも新たにランクインしています。

一方、ディオゴ・コスタとコベルは評価額を維持しながら順位を下げました。ラヤも市場価値は下落しましたが、3年連続のゴールデングローブを獲得しており、競技面での評価が落ちたとはいえません。

前年開幕時の掲載選手10人のうち、今回も残ったのは5人だけです。ゴールキーパーは市場価値が動きにくいポジションという印象がありますが、今回の結果からは急速な世代交代が見えてきます。

また、前年開幕時の最高額は4000万€でしたが、今回は4500万€まで上昇。掲載選手の市場価値中央値も3100万€から3500万€へ上がりました。

1位と8位タイの差は1500万€にとどまっており、攻撃的なポジションと比べて上位選手の評価額が接近している点もGKランキングの特徴です。

新天地で戦う鈴木彩艶や、急成長を続けるリッサーとフェルブルッヘンが、今後どこまで評価を伸ばすのか。2026/27シーズン終了時には、再び大きく勢力図が変わっているかもしれません。

2026/2027シーズン開幕直後ポジション別市場価値ランキング

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