1. 試合の概要と久保の存在感
ラ・リーガ第31節、レアル・ソシエダはホームにマジョルカを迎え、0-2で敗れる結果となりました。久保建英選手は先発出場し、古巣との対戦で72分間ピッチに立ちました。
試合は前半20分、マジョルカのカイル・ラリンのゴールで幕を開け、後半開始直後の47分にはセルジ・ダルデルに追加点を許す苦しい展開でした。ソシエダはボール支配率で大きく上回りながらも、決定機を活かすことができず、マジョルカの効率的なカウンターに苦しめられました。
そのような中でも久保選手は右サイドから積極的に仕掛け、攻撃の起点として存在感を放ちました。何度もドリブルで持ち上がり、ファウルを誘発。ボールロスト後の切り替えも早く、守備でも貢献していました。
2. プレーハイライトと評価スタッツ
- 出場時間:72分
- パス成功率:89%(32/36)
- キーパス:4
- クロス成功数:3(7回中)
- xG(期待得点):0.14
- xA(期待アシスト):0.15
- シュート(枠内):1本
- タッチ数:54
前半11分には、左サイドのアイエン・ムニョスとの連携から久保選手が左足で強烈なシュートを放ち、相手ゴールを脅かしました。30分には、セットプレーからジョン・マルティンに向けた高精度クロスを供給。惜しくもゴールには至りませんでしたが、決定機の創出に貢献しています。
また、39分にはペナルティエリア内で自らシュートを放ちましたが、相手DFにブロックされてしまいました。得点に直結する場面こそ少なかったものの、久保選手の積極的なプレーが攻撃のアクセントとなっていたのは間違いありません。
3. データから見る久保の存在感
スタッツを振り返ると、久保選手の存在感は数字にも表れています。キーパス4本はチーム内で突出しており、パス成功率89%、クロス成功3本と、攻撃の質と精度がともに高かったことが伺えます。
後半にはやや中央寄りの位置でもボールを受ける場面が増え、戦術的な柔軟さも見せました。守備でも前線からのプレスでボール奪取を狙う場面があり、攻守においてアグレッシブな姿勢が光っていました。
数字に表れにくい部分でも、久保選手は間違いなく攻撃の中心として機能しており、孤軍奮闘という言葉がふさわしい内容でした。
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5. 次節:ビジャレアル戦で輝けるか?
次節、レアル・ソシエダはビジャレアルとの対戦を控えています。今節の悔しさを糧に、次はより積極的なプレーとゴールへの関与が期待されます。
久保建英選手の活躍が、チームの再浮上のカギとなるでしょう。
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