爆発的なスピードと得点力でチームの攻撃を切り拓く右ウィンガーのポジションには、若手から実力派まで数多くのスター選手がひしめいています。今回は、2025年8月時点のTransfermarktのデータをもとに、右ウィンガーの市場価値TOP5を紹介し、さらに注目の有望株も1名ピックアップしました。
右ウィンガー編
【1位 ラミン・ヤマル｜Lamine Yamal】
市場価値：2億€（約340億円）
所属クラブ：FCバルセロナ（スペイン）
国籍：スペイン／年齢：18歳
18歳にして世界最高額となる市場価値を叩き出している驚異の新星。EURO2024でもスペイン代表の主力として旋風を巻き起こし、年齢を超えた判断力とテクニックで観る者を魅了しました。バルセロナの未来を担う存在として、今後のサッカー界を象徴する選手になることは間違いありません。
【2位 ブカヨ・サカ｜Bukayo Saka】
市場価値：1億5000万€（約255億円）
所属クラブ：アーセナルFC（イングランド）
国籍：イングランド／年齢：23歳
プレミアリーグでも屈指の安定感を誇るアーセナルのエース。サイドでの仕掛けに加え、得点力とアシスト能力の両面で高い貢献度を誇り、クラブと代表の両方で信頼を得ています。今後も市場価値が高水準で推移することが確実視されています。
【3位 ミカエル・オリーズ｜Michael Olise】
市場価値：1億€（約170億円）
所属クラブ：バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）
国籍：フランス／年齢：23歳
今夏バイエルンへ移籍した注目の若手アタッカー。クリスタル・パレス時代からドリブルと創造性に定評があり、プレースキックやラストパスの精度も非常に高い選手です。ブンデスリーガでどれだけ自身の武器を発揮できるかに注目が集まっています。
【4位 フィル・フォーデン｜Phil Foden】
市場価値：1億€（約170億円）
所属クラブ：マンチェスター・シティFC（イングランド）
国籍：イングランド／年齢：25歳
中盤から前線まで幅広く対応できる万能型アタッカー。マンチェスター・シティでは右ウィングで起用されることも多く、狭いスペースでの創造性とフィニッシュ力で試合を決定づける存在です。成熟したプレーが評価されており、今季も中心選手としての活躍が期待されます。
【5位 デジレ・ドゥエ｜Désiré Doué】
市場価値：9000万€（約153億円）
所属クラブ：パリ・サンジェルマンFC（フランス）
国籍：フランス／年齢：20歳
10代からリーグ・アンで注目されていたドゥエは、2024/25シーズンに飛躍を遂げて一気にトップランカーの仲間入り。ドリブルでの打開力と得点力を兼ね備え、将来的にはフランス代表の主軸を担うことも期待されています。PSGの新体制における起用法にも注目が集まります。
注目選手：ロドリゴ（Rodrygo）
市場価値：9000万€（約153億円）
所属クラブ：レアル・マドリード（スペイン）
国籍：ブラジル／年齢：24歳
クラブでも代表でも結果を残し続けている実力派。ドリブルやポジショニングの質が高く、重要な試合でゴールを奪う勝負強さも光ります。エムバペとヴィニシウスとの共存体制の中でも、柔軟な適応力で存在感を放ち、市場価値を維持しています。
まとめ
ラミネ・ヤマルが異次元の評価で他を圧倒する一方で、サカ、フォーデン、オリセといったプレミアリーグ勢が安定した市場価値を示しています。また、ドゥエやロドリゴといった若手・中堅勢も虎視眈々とトップの座を狙っており、今季の右ウィンガーはさらなる評価変動が予想される激戦区となっています。
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