ゴールとアシストの両方で試合を動かす“トップ下”の選手たちは、クラブの戦術の中核を担う存在です。2025年8月時点のTransfermarktのデータをもとに、市場価値の高い攻撃的ミッドフィールダーTOP5を紹介します。あわせて、ランキング外から注目選手を1人ピックアップしています。
攻撃的ミッドフィールダー編
【1位 ジュード・ベリンガム｜Jude Bellingham】
市場価値：1億8000万€（約306億円）
所属クラブ：レアル・マドリード（スペイン）
国籍：イングランド／年齢：22歳
2023年夏にレアル・マドリードへ加入後、一気に世界屈指の司令塔へと成長。2024/25シーズンもゴール、アシスト、ボール奪取の全てでハイレベルな数字を記録し、ピッチ上での影響力はもはや絶対的。若さと実績の両方を兼ね備えた存在として、今季も中盤の王者に君臨します。
【2位 フロリアン・ヴィルツ｜Florian Wirtz】
市場価値：1億4000万€（約238億円）
所属クラブ：リヴァプールFC（イングランド）
国籍：ドイツ／年齢：22歳
今夏リヴァプールへ移籍した若きドイツ代表は、ボールの扱いと試合を読む力に長けたテクニシャン。レヴァークーゼン時代にはブンデスリーガを無敗優勝へ導くなど、既にドイツ国内ではトップ選手として評価されています。プレミアでどこまで実力を発揮できるかに注目が集まっています。
【3位 ジャマル・ムシアラ｜Jamal Musiala】
市場価値：1億4000万€（約238億円）
所属クラブ：バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）
国籍：ドイツ／年齢：22歳
細かなタッチと鋭いターンで局面を打開するドリブラー型のプレーメーカー。怪我による離脱もあったが、復帰後は再びバイエルンの攻撃を牽引。特に狭いスペースでのプレー精度は世界屈指であり、今季も得点とアシストの両面での活躍が期待されます。
【4位 コール・パーマー｜Cole Palmer】
市場価値：1億2000万€（約204億円）
所属クラブ：チェルシーFC（イングランド）
国籍：イングランド／年齢：23歳
チェルシーで一気に才能が開花したレフティ。得点能力が高く、PKやフリーキックも任されるなど攻撃の中心選手として活躍しています。前線でのポジショニングセンスとプレッシャーへの強さも武器であり、今季は代表での地位確立にも注目が集まります。
【5位 マルティン・ウーデゴール｜Martin Ødegaard】
市場価値：8500万€（約144.5億円）
所属クラブ：アーセナルFC（イングランド）
国籍：ノルウェー／年齢：26歳
アーセナルのキャプテンとして、チームのテンポとリズムを生み出す司令塔。パスワークの中心として機能するだけでなく、攻撃時の遅攻・速攻を自在に操れる判断力も持ち合わせています。プレミアリーグでもトップクラスの安定感を誇り、キャプテンシーの面でも高評価を受けています。
注目選手：ケヴィン・デ・ブライネ（Kevin De Bruyne）
市場価値：7000万€（約119億円）
所属クラブ：ナポリ（イタリア）
国籍：ベルギー／年齢：34歳
年齢を重ねながらも高精度のパスと試合を支配するゲームメイクで、マンチェスター・シティの心臓部に君臨していました。怪我からの復帰後もチャンピオンズリーグやビッグマッチで違いを見せつけており、経験値と実績では群を抜く存在です。ベリンガムら若手にとっては、今なお越えるべき“頂”として君臨しています。
まとめ
若手の台頭が目立つ攻撃的MF市場では、ベリンガムを筆頭にヴィルツ、ムシアラといった22歳前後の選手たちが上位を独占しています。一方で、デ・ブライネのような経験豊富なベテランも存在感を維持しており、新旧が入り混じるこのポジションは、今季も最も注目されるエリアの一つです。
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